ヴィクトリアマイル


最初はウオッカに全力で喧嘩を売ろうと思ってたが、ふたを開けてみるとなんと単勝が2倍以上ついているという予想外の事態。これなら特に嫌う理由はないんじゃないか?




1600m[5,2,0,0]
東京芝[3,2,1,1]


が示すように、東京のマイル戦は文句なしの舞台。








ただ、やはり素直に◎を打つかときかれると、そんなわけにはいかない。

海外とはいえ前2走が大惨敗。海外なので参考外と言われてしまえばそれまでだが、あのレースから、ウオッカの競走馬としての旬はとっくに過ぎたのではないか。そうとも受け取れるレースであった。





東京芝マイル戦は確かに、ウオッカにとってベストの舞台であろう。それは戦績からも明らかである。ここはメンバー的にも負けられない一戦だろう。










しかし、それはあくまでも過去のウオッカの話である。リトルアマポーラレジネッタカワカミプリンセスも、ウオッカにとっては完全に格下だが、それはあくまでも過去の実績からであって、今のウオッカの実力が、これらの馬より上を行っている保障はまったくない。


ドバイでの大惨敗の結果から、“今のウオッカ牝馬の一線級相手を完膚なきまでに倒せるまでの圧倒的な力量差はないのではないか”という仮説をたてることができる。



“今のウオッカ牝馬の一線級相手を完膚なきまでに倒せるまでの圧倒的な力量差はないのではないか”という仮説はあくまで推測の域を出ないが、競馬とは“過去の実績を評価するのではなく、未来を予想するゲーム”である。競馬に勝つことができる人は、常に過去の実績ではなく、これから起こる未来を予測できる人である。








ウオッカは全盛期を過ぎた、この仮説を信じて今回も喧嘩を売っていきたい。







本命は迷ったが、レジネッタ。フレンチ×SSで、東京芝マイルは文句なしの舞台。桜花賞以来勝ち星から遠ざかっているけど、それは距離の問題であり、常に善戦しているので桜花賞は決してフロックではない。そんなに速くなりそうもないメンバー構成から、やはりサンデーの血は必須でしょう。枠はちょっと気になるけど、桜花賞馬がこの人気なら買いたい。






あとはブーケフレグランスとショウナンラノビア。先行馬はやはり抑えておきたい。





カワカミは騎手の時点で消し。先週はレッドスパーダに来られたが、以前消す方向で。G1ではいらない。




リトルも単勝は買いにくい。週頭は本命予定だったけど、ちょっとスローのマイルでは距離不足だと思う。タキオンにしては瞬発力がないし、外枠ってのもなぁ・・・買わない。









◎ レジネッタ
▲ ブーケフレグランス、ショウナンラノビア
△ ウオッカ





馬券は、◎▲の単勝が勝負馬券で、△の単勝が抑え。カワカミ・リトルの単勝を買う気がないので、2倍つくならウオッカ単勝を抑えてもいいかなーと。逆に、1.5とかならもちろん買わない。




勝負度:☆☆