凱旋門賞展望

いよいよ今週末に迫ってきました凱旋門賞。今年は史上初?複数頭の日本馬が挑戦します。
個人的に、凱旋門賞を勝つには日本のチャンピオンが1頭で挑むよりも“数うちゃ当たる”の精神で、日本でチャンピオンでなくてもいいから、香港行く感覚でバンバン挑戦するほうが可能性は高いと思っているので、2頭出しは大賛成。


やっぱり、欧州馬ばかりの中に1頭だけ東洋の馬が混じったって厳しいよ。ペースも違えば馬場も違う。メンバーレベルも違うす環境も違う。今年も苦戦は必至だろうけど、それでも出る以上は可能性はあるし、どんどん挑戦して欲しいと思います。




さて最近はザルカヴァシーザスターズと走る前から勝者がわかるような年が連続していましたが、今年は大混戦。キングジョージ圧勝のハービンジャーの故障引退が、大混戦に拍車をかけています。

まずはやっぱり例年通りの3歳牡馬。その大将格はベーガバッドでしょう。ニエユ賞制覇から凱旋門賞は王道ローテ。過去の勝ち馬と比べるとそうそこまで強いという印象は受けないけど、今年もやはりこのローテから勝ち馬がでそうな感じ。



僅差で追うのがニエユ賞2着のプラントゥール。まだG1勝ちはないが、ニエユ賞が僅差の負けだけに、巻き返しは可能でしょう。



本来古馬の大将格になるはずのフェイムアンドグローリーはフォア賞回避で間隔空くのが心配。凱旋門賞は前哨戦を叩かないとまず勝負にならない。3年連続2着のユームデザインはいくなんでももう厳しいだろうし、フォア賞を勝ったダンカンが勝つとは思えないし、やはり今年も3歳馬だろう。



3歳馬と言えば、イギリスダービー馬のワークフォースイギリスダービーをぶっちぎったかと思えば、キングジョージではハービンジャーにちぎられまくり、最後は歩くようなスピードでゴール。故障発生かと思ったものの、異常なし。敗因がわからないし、強いか弱いかもわからないけど、やはりキングジョージ以来というのは厳しいでしょう。日本でいえば“単勝は売れるけど複勝は売れない”というパターン。






こう見ていくと、確たる中心馬不在の今年は日本馬にもかなりチャンスだろうけど、正直厳しいでしょう。ヴィクトワールピサニエユ賞は一瞬“やったか”と思うような伸びであそこから8馬身も離されたことは、久々というより小回り向きが明白になったレースだったように思う。時計のかかる馬場自体は合わないとは思わないが、コース形態が合わない。



一発あるならナカヤマフェスタの方かと思う。父はステイゴールドで日本向きだが、母系に欧州では無類の強さのデインヒルが入り、リボー系His Majestyの3×5が底力を伝えている。


エルコンドルパサーの経験もあるし、一発あるならこっちだ思うけど。




まあ可能性は低いけど、今年は“2頭出し”というアドバンテージがあるし、しかも両頭とも現地の前哨戦を叩いてるので、その辺に期待してみたい。




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