東京スポーツ杯２歳Ｓ

・配当
年単勝複勝馬連
０９年 360 180,210,700 1120
０８年 2750 650,130,320 3660
０７年 3020 540,200,250 5570
０６年 210 120,220,120 1220
０５年 270 120,290,140 1850

過去５年のうち、１人気が３勝。残る２頭は９人気で、勝ち馬に限ればガチガチが荒れか両極端。
ただ、馬連配当で言うと全て1000円〜6000円の範囲で収まっており、小波乱〜中波乱程度という感じ。

基本的には荒れるレースではないと言える。１着が９人気だった２年も、２着は複勝２００円前後の人気馬であった。

・馬券対象馬馬番
０９年[14,16,9]
０８年[5,2,6]
０７年[11,14,9]
０６年[4,12,8]
０５年[2,6,1]

内枠・中枠・外枠から満遍なく馬券対象馬を出しており、枠による有利不利はあまりない。
今年の馬場を見てみても、先々週までは内枠が有利な感じだったが、先週から外も伸びるようになってきており、枠が勝敗を左右するまでのファクターにはならないとみる。

・前走

過去５年の馬券対象馬１５頭中１２頭が前走１着。１頭が前走２着で、前走で馬券圏外から巻き返したのはたったの２頭。その２頭はそれぞれいちょうＳ・萩Ｓ４着からで、掲示板外からの巻き返しはない。
２歳戦だけに、トーナメント戦のようなところがあり、１度負けた馬は巻き返すのは厳しいだろう。

１２頭の前走勝ち馬のうち、前走レース内訳は
○新馬戦５頭
○未勝利２頭
○きんもくせい特別・いちょうＳ・ダリア賞・芙蓉Ｓ・萩Ｓがそれぞれ１頭ずつ

となっている。実力さえあれば、新馬から直行でも通用するレースである。

・血統

ＳＳ含有率　11/15　

恐るべきはＳＳの血の中でも“母父ＳＳ”。過去５年で６頭もの馬券対象馬を出しており、このレースが瞬発力優先の、所謂“長い直線の切れ味勝負”になりやすいということを示しているデータといえよう。

更に言うと、母父ＳＳの馬は過去５年で[4,1,1,1]で勝率57.1%、複勝率85,7%。なんと馬券圏内を外したのは昨年のヤングアットハートの１頭だけ。
出走したら黙って全部買いと言えるだろう。

一方で、父ＳＳ系の成績はイマイチ。今年はリフトザウイングス・ダコール・アッパーイーストあたりは父ＳＳ系で人気しそうなだけに、ここの取り捨てはポイントになりそうだ。

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