ジャパンカップ

今週も忙しく、週中データを載せられず。

有力３歳馬がほぼ全て出走してきており、なおかつ外国馬が全部2流なので３歳馬ＶＳ古馬の色彩が強い。

“今年の３歳はレベルが高い”なんていう評価はもはや揺るぎないが、何をもってレベルが高いと言うのか。

確かに、今年の３歳馬はレベルが高いと思う。ただ、俺が言っているのは“全体的なレベルが高い”と思うだけで“トップレベルのレベルが高い”とはそんなに思っていない。
条件戦では、確かに今年の３歳馬は例年より多く勝ち上がっている。それは間違いない。

しかし、ジャパンカップは世代トップの馬が争うレースであり、条件戦レベルの馬がどれだけ勝ち上がっていようが、世代トップの馬のレベルが高くなければ意味がない。

そして、過去俺が観てきたジャパンカップで3歳馬でを勝った馬はジャングルポケットとエルコンドルパサーの２頭。今年の3歳馬でこの2頭と並ぶほどの馬がいるか？

否。3歳馬に◎は打てない。

◎　ジャガーメイル

東京２４００Ｍは3戦3勝。京都記念ではブエナビスタを追い詰めた。あのときよりも距離が２００ｍ伸びるので逆転の可能性もあるし、鞍上も今来ている外国人騎手の中でもＮＯ１と思っているムーア。前走は完全に参考外だし、内に切れ込んでくる時の脚はものすごいものがあった。思ったほど人気だけど、ムーアに賭けてみたい。

昨日の馬場でグレイソヴリンの血がきまくっていたこともプラス。

勝負度：☆☆

ちなみに、３歳馬で買ってもいいと思うのはペルーサとエイシンフラッシュ。ペルーサは、ひょっとしたらジャングルポケットやエルコンドルパサーと並ぶほどの馬かとも思うが、ダービーで◎うって天皇賞で消してる馬なので、今更買いづらい。
エイシンはドスローのダービーを勝っているが、血統的にはむしろ古馬混合の底力勝負でパフォーマンスを上げる可能性は高く、侮れない。菊花賞回避も、皐月賞も若葉Ｓ回避から人気薄で３着にきているのであまり心配いらない。

ローズキングダムは自信の消し。底力勝負は向かないでしょう。ダービーはドスローだからこれた。菊花賞も底力を証明するには勝たなければいけないレース。

ヴィクトワールピサは人気急落でそそられるが、小回り向きが明らかで、最後まで力を振り絞るようなレースになるＪＣではあっさり脱落しそう。