有馬記念

・配当

年	単勝	複勝	馬連	三連複
１０年	840	210,110,1260	550	11610
０９	400	150,140,380	740	5460
０８年	260	130,2280,600	29490	192500
０７年	5230	1230,370,530	22190	73320
０６年	120	100,360,230	1070	2890

最近は堅いか大荒れかの両極端。

荒れたのは08年と07年。08年はダイワスカーレット１強ムードで、ダイワをつぶしにいった馬が全てつぶれ、漁夫の利で中山巧者の最低人気アドマイヤモナークが追い込んで２着。

０７年は戦前から難色ムードが漂い、JC上位組のメイショウサムソンとポップロックがこぞって飛び、中山マイスターのマツリダゴッホと３歳牝馬のダイワスカーレットの決着。

特徴は複数回馬券に絡む馬が多いことで、過去５年でもブエナビスタ・ダイワスカーレット・エアシェイディ・ダイワメジャーが複数年馬券に絡み、古くはナイスネイチャの３年連続３着なんていう記録もある。

これだけリピーターが活躍するのは、コースに特徴があって得手不得手がはっきりしているからだろう。

今年の出走馬で既に馬券に絡んだことのある馬は、昨年の１〜３着馬だけ。

１人気は過去５年[2,2,0,1]
２人気[2,0,0,3]
３人気[0,0,1,4]

・馬券対象馬馬番

１０年[1,7,11]
０９年[9,2,6]
０８年[13,14,6]
０７年[3,7,4]
０６年[4,1,5]

外枠も来なくはないが、基本内枠有利と言える感じ。

ただ、今年は回避馬や出走取り消しで頭数が少ないだけに、それほど枠に拘らなくてもいいような気もする。

・血統

ＳＳ含有率 14/15　

SSの血を持たない馬は、最低人気で２着したアドマイヤモナークのみ。

SSの血は当然だが、注目したいのはノーザンテーストの血。

過去５年で複数回馬券に絡んだブエナビスタ・ダイワスカーレット・エアシェイディ・ダイワメジャーのうち、３頭は母父ノーザンテースト。

更に言うと、一昨年の勝ち馬のドリームジャーニーの母母父もノーザンテースト。

今年ノーザンテーストの血を持つ馬は、まずは母父ノーザンテーストのトーセンジョーダン。

母母父ノーザンテーストがドリームジャーニーの弟のオルフェーヴルと、ルーラーシップ・アーネストリー・ジャガーメイルの合計４頭。

・前走

前走で馬券圏内を外していたのは5頭で、そのうち３頭は天皇賞。

３頭はエアシェイディ・マツリダゴッホ・ドリームジャーニーで、合わないジャパンカップをスキップして有馬記念に合わせてきた。今年でいうとアーネストリーがこのタイプに該当。

前走ジャパンカップ組は[2,2,1,26]で５頭の馬券対象馬を出しているので当然最重要ステップではあるが、率にするとイマイチ。

勝った２頭は昨年のヴィクトワールピサとディープインパクトで、共に凱旋門賞⇒ジャパンカップ⇒有馬記念のローテだった。

天皇賞⇒ジャパンカップ⇒有馬記念の王道ローテを歩んできた馬は、過去５年勝ちきれていない。

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