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まず、あちらこちらで言われてることだけど、今年の有馬記念のテーマは
「昨年2万円以上ついた馬連が、今年400円以下しかつかなくても、あなたは買いますか?」
ということ。
俺の答えは“NO”。
昨年、◎ダイワスカーレット△マツリダゴッホという印をうち、それでも馬券を取れなかった身として、やはりこれを今年これを買うのは今更だし、自分の馬券スタイル的にも完全NG。
まずこの2頭の馬連を買うことはないでしょう。
ダイワスカーレットとマツリダゴッホは確かに最有力の2頭だと思う、ダイワは前走、7ヶ月ぶりの実戦を1000m通過58秒台で飛ばし、完全に馬群に飲まれたと思われたところからもう1度差し返してみせ、ハナ差の2着。史上空前の名レースを自ら作った同時に、“負けて強し”を強く印象付けた。
マツリダゴッホも前走、今までからっきしだった東京のジャパンカップであわやの4着。地力強化をみせつけた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・となれば、普通ならこの2頭で誰でもいいと思うでしょう。だから売れるわけだし。
ただ、統計的に考えて、確かにこれが統計的に無作為に出走馬から2頭を選び出すものではないにしても、そんな簡単に同じことが2回も続けて起こるのか?
というのがどうしても強くある。競馬の世界で、ましてや国内最高峰のG1有馬記念で、2年連続して同じ組み合わせで決まるものなのか??
という考えがどうしても拭えない。
あのテイエムオペラオー・メイショウドトウでも2年連続で2頭では決まらなかった。2年目は断然人気で2頭とも飛んだ。果たして、ダイワとマツリダは、この2頭以上に絶対的にかたい存在なのか??
俺の答えはやっぱり“NO”。
この2頭の馬連は、俺にはどうしても買うことができない。
これは、ダイワスカーレット・マツリダゴッホの個体分析を詳しく行わなくても、博打的な流れ、統計的な確率を考えるだけで結論が出る。
じゃあ、何を買うのか?どっちを買ってどっちを消すのか?それとも両頭消すのか?
云々ってのはこれから考えます。
とりあえず、現時点の見解として、
「昨年2万円以上ついた馬連が、今年400円以下しかつかなくても、あなたは買いますか?」
の答えは“NO”です。これは変わることはないでしょう。