有馬記念ver.2


昨日の日記にも書いていたように、俺の有馬記念の予想は


“ダイワ・マツリダ2頭の馬連は買えない。じゃあ割って入るか、はたまたまとめて負かす可能性のある馬はどの馬か??”


という切り口から入っています。





ダイワスカーレットマツリダゴッホの後先は置いておいて、ひとまず今晩はその穴馬候補の選定について書きたいと思います。







いろいろ考えましたが、強引に穴馬を探していっても、結局アルナスラインカワカミプリンセスドリームジャーニーの3頭以外に穴の素質を持った馬はいないという結論に達しました。

世間の穴党も、おそらくこの3頭のうちどれかに夢をたくすんじゃないかと思います。





それ以外の馬について書くと、まずコスモバルクアドマイヤモナークは論外。ベンチャーナインも脚質的に有馬で買えるような馬じゃない。



両エアは一見買えそうだけど、シェイディは明らかに中山2500ってタイプじゃない。地力強化は認めるけど、元々切れに特化したタイプの馬だし、内の方でじっと我慢してても精々4・5着止まりだと思う。それと、今回穴を空けるとしたら、こういう古豪じゃなくて、まったく新しい路線からの馬だと思うので、今更買えない。

ジパングは根本的に力が足りない。中山や北海道の非根幹距離で好走してきてこちらも“いかにも”って感じだけど、根本的に有馬でどうこうっていう次元の馬じゃないと思う。










アサクサは広いコースをのびのび先行してこそ持ち味が生きるタイプ。大とびでコーナーを何回もグルグル回る条件はこの馬には向かないし、枠も悪い。何より、この馬は1年フルに王道ローテを歩んでことごとくちょこっと足りない競馬を繰り返しており、今更不得意と思われる条件で自分より明らかに格上のダイワ・マツリダを食うとは到底思えない。





フローテーションは騎手が恐いんだけど、馬自体は明らかに有馬でどうこうのレベルじゃない。ベンチャー同様、3歳馬はディープスカイ・オウケンなど、極わずかなチャンピオンホースを除けば超がつくほどの低レベルで、古馬相手では全然結果が残せていない。いくらルメールでも厳しいと思う。






となると、やっぱあの3頭しかいないと思うんだよね・・・




まず、カワカミは買わない。


馬自体は底力タイプで、内枠の先行馬、条件的には1番穴馬の条件が詰まってると思うんだけど、とにかく騎手がダメ。俺はもうこの騎手はG1では無条件で買わないようにしてるので*1、馬自体は買いたいけど、買わない。







となるとアルナスラインドリームジャーニーかぁ・・・








最初はドリームジャーニーを1番買いたかったんだけど、枠が外過ぎる・・・この枠だと、明らかに1回最後方まで下げて内に入れてじっとして直線勝負、って感じになるのがみえみえ。有馬は直線だけの馬は勝負にならないんだよね。ある程度の位置につけるか、強引にまくってかないと。ただ、“単勝”という魅力はある。
何よりまず、天皇賞叩いてからJCには目もくれず有馬1本で調整したっていう臨戦過程がいいし、基本的にステイゴールド産駒は上がりがかかったレースを外から差しきるのが勝ちパターンなので、マツリダが早めにダイワを潰しにかかるのがみえみえな今回のレースにおいて、マツリダが強気に行き過ぎて坂の真ん中あたりで脚がとまり、
「待ってましたあああああああーーーーーーーー!!!」

のこの馬にすべてが向くレース展開になる可能性も十分にある。鞍上も漁夫の利作戦大得意の池添だし。

あくまですべてが嵌ればの話だけど。






アルナスラインは東京の2500ベストでスタミナ資質の馬だからけっこういいと思うんだけど、近走勝たなきゃいけないレースでいいとこなく負けてるのが気がかり・・・・・鞍上ペリエは魅力だけど、臨戦過程がよくない。いくらペリエでも、軌道に全然乗ってない馬をいきなり勝たせることなんてできるだろうか?
それに、超大型馬で機動力がないので、2500は合うけど中山は微妙な気も。






というわけで、今のところ2頭崩し候補としては、


◎ ドリームジャーニー
○ アルナスライン



って感じかなぁ・・・なんかしっくりこないのは事実なんだけど。とりあえず、ドリームジャーニー単勝は買うと思う。






あ、メイショウサムソンは消し確定ですので。1度活力が衰えた馬が、いきなり復活するはずがない。冬場が苦手なのは周知の事実だし、距離も長い。この馬が今更ダイワ・マツリダを逆転するなんて到底思えない。







明日は朝からWINSへ。





予想はライブでうpします

*1:復活の兆しがみえるまでは