有馬記念FINAL

昨日のエントリーに書いたように、ブエナビスタドリームジャーニーとも頭は想像しにくい。なら、勝ち馬は誰なのか。まず消し馬について。


コスモバルクシャドウゲイト⇒説明不要
リーチザクラウン⇒広いスペースでゆったり走るのが好走条件。くるくるコーナーを何度も周る条件はむかない。消し
イコピコ⇒軽い瞬発力タイプの馬。トライアルホース。消し
スリーロールスダンスインザダークは機動力がないので中山は合わない。調教もよくない。消し
ネヴァブション⇒内枠なら○まで考えたが・・・・・枠が悪すぎる。それにあと一叩き足りない。消し




まあここまではまずいらない。この辺りの馬がもし馬券圏内に来るようなら、一から競馬予想を勉強しなおします。





◎はミヤビランベリ。もうこれしか見えない。



とにかく前走のアルゼンチン共和国杯の内容が秀逸。あのレースは一見スローに見えますが、1Fが一度も13秒台に落ちていない、究極のスタミナ・底力が求められるレースだった。事実、ジャガーメイルやトウショウウェイブなどの瞬発力よりの馬は残り200mで失速。中距離では既にG1級の能力を見せているアーネストリーも一旦はミヤビランベリを交わしながらも、最後に垂れて差し返されている。あの内容の競馬ができて、底力勝負の有馬記念が合わないわけがない。ミヤビランベリは、既にG1級の能力を示している。

加えて、2500mは3戦3勝。もっとも得意としている距離。本当は穴馬には中山実績が欲しいんだけど、この馬は1度だけ、今年の中山金杯に出走して、そのレースで逃げ粘って人気薄ながら3着に好走している。大の中山巧者ではないと思うけど、合わないということはないと思う。




騎手の吉田隼人好材料。今年はとにかく若手がG1で結果を出し続けた。先月の田中博のエリザベス女王杯菊花賞の浜中。春には藤岡康のNHKマイル。
武豊アンカツの衰えによって、“G1”という壁が一気に低くなってきたのがその原因。岩田は元々ムラだし、内博もまだまだ磐石の地位は築いていない。トップのレベルが下がってきたおかげで、若手がG1でも結果を出しやすい構図になっている。吉田隼人自身も一時は完全にスランプに陥っていたが、今年の下半期はフォゲッタブル菊花賞2着や、ミヤビランベリのアル共、サニーサンデー福島記念など、不振から完全に立ち直っている。ここでいきなり大仕事をやってのけても全然驚けない。


逃げなくてもいい馬なので、リーチ・プリキュアあたりにいかせて絶好位の3〜5番手の内に構えられそう。枠も最高。早めのスパートが始まって最後は必ずスタミナが求められる流れも得意だし、ここは頭まで期待したい。







他に頭までイメージできるのは、アンライバルドマツリダゴッホだけ。マツリダゴッホは世間が言うほど衰えていないと思う。蛯名もなんだかんだで頼りになる騎手だし、なんと言っても中山8勝を誇る“歴代最高中山マイスター”。ここでもう一発も十分ありえる。



アンライバルドはここ2走はハッキリ敗因があるだけに度外視できる。大回りの神戸新聞杯は、長く伸び続けられない馬なので合わないし、菊花賞なんて合うわけない。2戦2勝の中山に替われば一変も。たださすがに負けすぎ感があるので、一発の可能性はあっても、期待しすぎるのは酷な気もする。頭あってヒモなしタイプか。






◎ ミヤビランベリ
○ マツリダゴッホ
▲ ドリームジャーニー
△ セイウンワンダーマイネルキッツ
× エアシェイディテイエムプリキュアフォゲッタブル
☆ アンライバルド



馬券は◎の単勝、◎からの馬単馬連がメイン。○と☆の単勝が抑え。▲は頭はなんとなくなさそうだけど、複勝圏という意味なら1番堅そう。
△2騎は“頭はないけど複勝圏なら”という馬。特にマイネルキッツは松岡なら○まで考えた。苦手の末脚比べのJCでもそれなりに差し込んでるし、底力が問われて上がりがかかる中山なら着順を上げてくるでしょう。今年の日経賞の内容はレベル高いし、有馬に強い関東馬だし、内枠だし、ってことで乗り替わり以外は全て完璧。
これで“三浦だから”とかいう安易な理由で切ってもし来ちゃったら後悔しそうなので、一応買っておきます。彼も今はG1では買えない騎手というレッテル貼られちゃってるけど、将来的には確実にG1を賑わす騎手になるんだから、先物買いという意味もこめて。


ブエナビスタは完全に切ることにしました。来たらしゃーない。これだけ論理的な不安要素もあって、流れもない馬を1人気で買うことは俺にはできません。



×はあくまで3連系のヒモ。




勝負度:☆☆☆





それでは皆さん、よい有馬記念を!


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