エリザベス女王杯

昨年は◎クィーンスプマンテでG1史上最高の払い戻しを獲得したゲンのいいレース。



今年は外国馬2頭の参戦や3歳と古馬の力関係など難しく意欲がなかったけど、いろいろと条件が好転してきたので参戦。



昨年の再現も若干狙いつつ、◎はセラフィックロンプ




週頭ではほとんど買う気なかった馬だけど、条件好転。




1.テイエムオーロラの回避


出走していれば◎までかんがえていた馬だが、マイルCS参戦のため回避。テイエムオーロラが出ていれば、前に行きたい馬がプリキュア・オーロラ、更にはブライティアパルスセラフィックロンプといて、よほどの実力でないと前は潰れるることになったであろう。オーロラの回避は大きい。



2.プロヴィナージュ取り消し

逃げ馬が1頭減ったところに、更に有力馬プロヴィナージュの取り消し。これは大きい。


哲三はよくも悪くも思いっきりがよく、強気に前を潰しにいく騎手。エスポワールシチータップダンスシチーの競馬ぶりを観ればわかると思う。


プロヴィナージュが出走していれば、おそらく早めに前を潰しにいって押し切る競馬をしていたでしょう。プロヴィナージュは1年計画でここに目標を定め、競馬を教えてきていたし、哲三もそれなりに手応えを感じていたはずだから。そのプロヴィナージュが取り消し。



1、2を合わせて考えると、前への圧力はかなり減ったと思います。これなら、先行勢に強力な馬がいれば、アパパネが後ろのメイショウベルーガの方を気にする競馬をすれば、前が残る下地はあると思う。






そして、ここが1番大きいところだが、セラフィックロンプは気分よく自分の競馬ができれば、普通に強いということ。これは昨年のクィーンスプマンテと同じ。


昨年のクィーンスプマンテは展開が起こした事故と世間は片付けていたけど、決してそんなことはなく、クィーンは前走、京都大賞典で牡馬の1戦級相手にHペースで飛ばし、プリキュアは最後バテバテになったところを、最後まで踏ん張り、残り1Fまで先頭と力を示していた。決して展開だけで押し切ったわけではなく、実力も伴っていた。世間がそれに気づいていないだけ。



そしてセラフィックロンプも、今年の初めに、牡馬1線級相手の京都記念で先行して踏ん張り、0.5差の5着にまとめている。その時の1〜3着は、ブエナビスタジャガーメイルドリームジャーニーである。これだけでも彼女の実力の証明になるであろう。

更に、今は充実期。2走連続で人気薄で2着。鞍上は完全ノーマークであろう宮崎北斗


あるぞ、2年連続。




勝負度:☆☆☆