安田記念2013プレビュー
・配当
年 | 単勝 | 複勝 | 馬連 | 三連複 |
---|---|---|---|---|
12年 | 670 | 250,730,870 | 8510 | 92530 |
11年 | 2930 | 710,420,340 | 12270 | 44090 |
10年 | 1390 | 470,490,360 | 12640 | 53850 |
09年 | 180 | 110,130,620 | 290 | 4100 |
08年 | 410 | 190,470,720 | 3680 | 31710 |
マイル路線のレベル低下に伴い、大荒れG1に様変わり。過去5年中、4回で3連複は3万円以上の配当。馬連も2回万馬券になっている。
3着以内に確実に1頭は複勝で500円を超えるような人気薄が来ると思っていた方がいいだろう。
過去5年
1人気[1,0,0,4]
2人気[2,1,0,2]
3人気[0,0,1,4]
過去5年、1人気で馬券になったのは府中のマイルに抜群の適性があったウオッカだけ。
対して2人気はまずまずで、3頭が連対している。
・馬券対象馬馬番
12年[4,3,8]
11年[14,1,3]
10年[17,9,2]
09年[3,6,4]
08年[5,16,3]
二けた馬番は3/15と、春の東京5週連続G1の中でも最小の数字。二けた馬番は来ても1頭という感じで、基本軽視というスタンスでよさそう。
4番より内枠が毎年馬券に絡み、8/15と圧倒的占有率を占める。データからは、圧倒的に内枠有利のレースと言えよう。
あと気になるのは、開催当初は外も伸びていたというか、むしろ内より外有利なんじゃないかと思っていた今の東京芝が、だんだん時計も速くなって内通らないと厳しい馬場になってきたこと。それは枠番にも傾向として表れていて、ここまで4週の東京のG1の枠番を振り返ると・・・
NHKマイル 8、17、12
ヴィクトリアマイル 11、8、1
オークス 3、13、5
ダービー 1,9,3
となっている。最初のNHKマイルでは二けた馬番が2頭も絡んでいたが、ヴィクトリアマイルとオークスでは1頭ずつになり、ダービーにはついに一桁馬番で3着内独占である。
3頭の馬券対象馬のうち、3頭の中で真ん中の枠だった馬の馬番をとると、
12→8→5→3とだんだん内目になっていることもわかるだろう。
この傾向と、過去の安田記念の傾向を合わせると、内目の枠で2頭馬券に絡む確率は非常に高い。
枠が重要な要素になりそうなレースである。
・血統
SSの血を持つ馬は6/15とかなり少な目。
替わりに重要になっているのはロベルトの血で、複数馬券になっている馬もいるが、7/15を占める。
過去5年で複数回馬券になっているのはウオッカ・スマイルジャック・ストロングリターンの3頭だが、全て父か母父にロベルト系の血を引いている。いかにロベルトの血がこのレースで相性がいいのか、ここからもわかるだろう。
SSの血をもつ馬が6頭で、ロベルト系が7頭ということから、切れよりも持続力が重要なレースと言える。
過去5年、異なる馬で2頭以上馬券対象を出している馬は母父サンデー、タニノギムレットのみ。
・前走
前走馬券圏外から巻き返してきたのは5頭で、京王杯SC2頭、マイラーズC3頭。
5頭はストロングリターン、グランプリボス、スーパーホーネット、スマイルジャックが2回。
12年のストロングリターンは京王杯4着からの参戦だったが、前年の安田記念2着、京王杯SC1着。
12年のグランプリボスは京王杯7着からの参戦だったが、NHKマイル1着。
スマイルジャックは11年の東京新聞杯1着、ダービー2着。
10年のスーパーホーネットはマイラーズC9着からの参戦だったが、毎日王冠や京王杯SC1着。
このようにすべての馬に東京の1400〜1800の重賞勝ち、もしくは東京のG1で2着以内の実績があった。
マイラーズC組5/15
京王杯SC組4/15
ヴィクトリアマイル組2/15
残る4頭は香港のチャンピオンズマイル2着、大阪杯2着、メイS1着、NHKマイル3着からの参戦。
11/15は前走3角6番手以下。内9頭は8番手以下。
9/15は前走上がり2位以内。内8頭は3角8番手以下。
前走、後方から脚を伸ばしてきた馬の期待値が高い。
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