日本ダービー2013観戦記

昔はよくG1のあと観戦記を書いていました。いつしかブログは馬券中心で観戦記は書かなくなったけど、元々馬券も好きだけど、現地で生でレースを観ること自体が好きです。

なぜか今年のダービーは観戦記を書きたくなったので、今この記事を書いています。観戦記は3年前にリニューアルの函館競馬場に夫婦で行ったとき以来みたい。







ダービーは4年連続となる7回目の観戦。毎年大体席を確保するため始電、もしくはその前に行って開門ダッシュする。しかし今年は指定席キャンセル待ちはがきが当たっていたので、それにかけることにした。

東京競馬場には10時頃到着。最近はWIN5中心で、特に午前中の馬券を買うことはほとんどないので、指定席のキャンセル待ちの時間までは場内散策。といってもヴィクトリアマイルの日に来てますし、この開催だけで5回目なんですけどね。



新聞に入っていた広告を持っていき、2000円分のグルメクーポンをゲット。

なぜか絶世の美女と写真を撮るコーナーがあったので、パシャリ。



そのあとは息子のために、日本ダービーオリジナルゼッケンを購入。来週安田記念に行くので、その時とりにこよう。あとは来場ポイントをつけたりSTEP賞の抽選をしたり。






11時になったので、指定席キャンセル待ちの集合場所へ。この日の相棒と合流。待ち番号は160番台。
ダービーで160人も指定席当たっておきながら来ないやつなんておるんか?という疑問を抱きつつも、事前のネット情報を信じて並ぶ。

結果、余裕で回ってきました。A〜Cすべて空いているそうで選び放題でしたが、Bをチョイス。ダービーは指定席倍料金なので、普段500円ずつ違う指定席料金が、1000円ずつ違います。
しかし、キャンセル待ちって回ってくるもんなんですね。皆さんも特定G1でキャンセル待ち優先ハガキが当たったら希望をもって並んでいいと思いますよ。もちろん番号によりますが。






B指定席エリアに行き、まずはこの日のWIN5の最終的な詰め作業に。もう携帯はつながりにくい状況でしたが、wifiでなんとか購入。その後、レストラン神田川で食事。指定席に行くと、馬券が当たってなくても自分はリッチなんだと勘違いしますw





その後は、東進ハイスクール林修さんがいつも競馬場に行くと大体1回は行くオープン型レーシングセミナーに出るっていうんで、そこに顔出し。





その後は指定席に戻り、ぼちぼち馬券を買いだす。


ちびちび単勝で遊ぶも、惜しくもなんともなく外れが続く。
WIN5は1レース目のエキストラエンドは拾えたが、2レース目のサクラアドニスはさすがに拾えずにWIN1で早々と敗退。






そしていよいよ日本ダービー発送の時間に。





事前にブログに書いたように、◎は最後のPOG馬となるキズナ。ほぼ勝てる自信もあったし、ダービーは当たりはずれよりも自分が応援してたり、“こういう結末になってほしい”と思うことを馬券で表現したりすることが大切だと思っているので、もう迷いなし。


普段は自分の馬が直線で抜け出してくると“差せ差せ”とか“そのまま”とか絶叫することが多い私ですが、もうこのレースは叫ばずに、祈るように応援するって決めてました。武豊にすべて任せると。それで前が塞がって終わろうが、仕掛け遅れて届かなろーがそれはもう仕方ないと。全て武豊キズナを信じると。



直線に入ってもなかなか前が空かずに、隣の馬と接触しながらようやく外に持ち出す。“もうこれはダメか”と思いましたが、ゴール寸前測ったかのように差し切り。祈るように見ていた私は、ゴールした瞬間思わず立ってガッツポーズをしていました。体操選手が鉄棒の着地を決めたような感じのポーズを(笑)

純粋に馬を応援して、その馬が勝ったときの喜びを久々に感じました。




ゴールした瞬間、場内はものすごい拍手でした。実況の中野雷太さんも言っていましたが。

馬には、馬の数だけ想いをのせている人がいて、ドラマもある。1頭1頭背負っているものがある。だから本来はどの馬が主役で、どの馬が脇役とかそんなことはないはずなんだけど、キズナが勝ったこと。ぎりぎりで差し切ったことはまるで感動的なドラマのようでした。ハッピーエンドでドラマが完結したような、そんな感覚でした。
おそらく、多くの人がそう感じたはず。あの拍手の大きさは、それを物語っているように感じました。




今年のダービーは、私が見てきたダービーの中では2007年にウオッカが勝ったときの次くらいに名レースとして印象に残りました。今まで見てきた全レースの中でも5指に入るくらい。



勝ち時計は平凡だし、メンバーも例年に比べてレベルが高いとは言えないでしょう。でも本当にいいレースだった。14万人近い大きな拍手の中、そんなことを感じました。










ダービー終了後は、下に降りて他の仲間たちと合流。共同で目黒記念を買ったり、それぞれお目当てのレースを買ったり。私は京都最終レース*1にけっこう自信があったので少額で購入したら、なんとこれがメガヒットw



単勝はもちろん、150倍ついた馬単を4点でゲットしてしまいました。これもあってこの日は大勝。







こうして、記念すべき第80回のメモリアルダービーはハッピーエンドで幕を閉じました。馬券が当たったっていうのもあると思いますが、この結末が1番ハッピーエンドだったと思います。初めてダービーのハッピーエンドを馬券を勝利して迎えられました。

この感動をもう1度味わうためにも
“ダービーはこの馬が勝つと1番画になる”という馬の単勝を買う。




これからもこのことを大切にしていきたいと思います。




帰りの電車では応援しているターフトピックスの西レポーター、稲富菜穂さんとバッタリ。色紙がなかったのでサインはしてもらえませんでしたが、いろいろお話させていただきました。ありがとうございます。
あと、血統予想家の望田さんとも指定席エリアですれ違いました。


競馬場でタレント系の有名人と会うのは初めてな気がします。



来年もいダービーになるいいなあ。



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*1:ダートの100mで、指数的にウインラーニッドがほぼ確勝だった